毎朝、田内が一番緊張する時があります。
それは朝、院長が出勤した瞬間です。
様々の小さな気遣いに対して、不備があればすぐに指示が飛んできます。
しかし、患者さんに気持ちよく来て頂くためには、当然のこと。

先日、『一日に100回位院長に呼ばれてるんじゃないの?』と
患者のIさんから笑いながらの指摘を受けました。
う~ん。確かにかなりの回数に上っているのは間違いないでしょう。
それは、田内の気遣い(気使い)が足りない=鍼灸師としてまだまだということ。
当院には、施術ベットが3台あります。
どの患者さんがどこベットにいてどこまで治療が進んでいるのかを全て把握し、
スムーズに治療ができるように、常に気を配ることが重要です。
できるだけ呼ばれる前に気配を感じて動きたいものです。
誤解のないように書き添えますが、院長はとっても心の広い人ですからね。

鍼灸は、「気の医学」と表現されます。
自分(術者)の気を使って相手(患者さん)の気を調整するのが仕事。
すなわち、気をうまく使えないといけないわけですよ。
だから、小さな気遣い(気使い)すらできない者に、
大きな気遣い(患者さんの気を調整)が出来ますか?
答えはNOです。
だから、私は、まず、小さな気遣いができるようになりたい!!!

ところで、鍼灸の事ばかりを書いていますが、推拿(中国整体)でも同じことです。
来年から、5Fで推拿が本格的にオープンします。
優秀なスタッフばかりですから、100回も呼ばれる事なく
自発的に小さな気遣いを実践してくれることでしょう。
期待しています。

田内